aamall

2007年09月28日

CSOの独り言〜GOETHE(ゲーテ)セミナー

昨日は仕事の後、CEO(寺田)と共に、幻冬舎が発刊する雑誌GOETHE(ゲーテ)主催のセミナーに行って来た。
http://www.gentosha.co.jp/goethe/seminar/

やはり見城徹。
聴きたいのはCEOも惚れるこの人の言葉だ。

幻冬舎の書籍は私も何冊か読んでいる。
有名なベストセラーだけにとどまらず、実際興味深い内容のものが多い。

この出版社には興味があった。
何より、それを率いるトップにはなおさら興味が湧く。

セミナー会場は丸ビル。東京駅の正面。大人の街だ。ゲーテらしいとも言える。

東京駅前


会場には撮影機材も入っていた。


実際の話は確かにエキサイティングだった。
…いや、静かなるエキサイティングと言った方が良いかもしれない。

見城氏のスタイルは、ここでも窺い知る事ができる。
http://www.gentosha.co.jp/ir/message.php

しかし、決して好戦的でも、威圧的でもない。
むしろご本人の印象は内気と言ってもいいような人だ。
「パーティーとか、苦手なんですよね」。そう告白した。

しかし、内に秘めたるものが熱い。強烈に熱い。
何事にも、そう、どんな小さなものにも真摯なのだ。

「しょっちゅう小さな事にくよくよしますよ」。

一瞬驚かれるかもしれない。しかし「それでいいのだ」と。

これはいつも些細な事に嗟嘆する事を意味するのではない。小さな物事一つ一つに真剣だから、その一つ一つに対する自分の行動を省察するからそうなるのである。

彼はともすれば人が見落としそうな極小の中に、真実を追い求めているのである。
それが彼の闘争であろう。

「小さな事ができない人に、大きな仕事なんてできるわけがない」。
彼が小さな事にこだわるのはそういう意味である。


また、つまらない慣習にはとらわれない。
「年賀状とか、嫌じゃないですか?決まり文句しか書いてないですから。ましてや印刷だけのものなんて意味がないです」。

しかし本質がある。
「僕は本当に伝えたい事があれば、その方に手紙をちゃんと書きますよ」。

彼は物事に対して真摯である。

そう、だから強烈な努力家でもある。
私が彼の言葉の中で最も印象に残ったのは「圧倒的努力」という言葉である。

それは、血と汗と云々…などというナイーブな類いではない。
本物の努力である。

やはり成功者は必ずどこかで常人離れした努力しているのだ。
そう見えなくても、それは見えないところで努力しているだけである。
私は仕事柄多くの経営者に会った。成功している方は人それぞれスタイルはあれど、間違いなく努力している。断言できる。
そして常に物事と人間の本質を研精する。

「死の瞬間までやりますよ。その時までやれるんだから」。
後漢書楊震伝には死而後已と書いてある事を想起する。死して後已む…死ぬまで努力して止めないという意味だ。
それが本物の努力である。
正しく尽性だろう。

そんな彼だからこそ「無理・無謀なものはできる」と断言できるのだ。
「幻冬舎は、他から無理・無謀と言われるものに『圧倒的努力』で挑戦してきました」。
そして圧倒的努力で、8割はリスクを下げられる、とも道破した。

その経験があればこそ、「人が無理・無謀と言う所に“勝ち”が見えている」。
そうなれるのだ。


「圧倒的努力をしている人にしか、圧倒的努力をしている人がわからないんです」。

至言だと思った。私も指針にしなくてはならない。


セミナーの題目はプレゼンテーションなので、最後にインタビュアーがそれについて尋ねた。

しかし、プレゼンテーションなんて、どうこうしたらいいなどとは言えないと切り出した。会場が笑う。インタビュアーも少し困った表情だ。ノウハウにに傾倒するのは意味がないとしつつ、彼は結ぶ。

「自分の生き様こそがプレゼンテーションです。そしてそうあるべきでしょう」。

そう。あらゆる表現も言動も行為も、全て自らの歴程とそこで培われた思想が投影される。
つまらない小細工は役に立たない。それだけだ。


丸ビルを後にして、帰路につく。
VIRONの前で感じた秋の風も心地良い。ここはやはり大人の街である。
良いセミナーだった。

VIRON





hairstamp at 13:37│Comments(0)TrackBack(0)clip!CSOの独り言 | 日記

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