aamall

2009年05月07日

from Editer 〜お付き合いの分類


名前を覚えたら成功する?


昇太郎という実業家がいて、財界、政界に凄いコネをもっている。
昇太郎というのは本名じゃないみたいだけど、とにかく素晴らしい実業家だ、ちょっと怖い。
銀座が好きでよく出没していて、雑誌の連載なんかも趣味でやってる。

そんな昇太郎殿がこんな質問をしてくれた。


「どの位の人数の名前覚えられるね?」と

「そうですね、3〜400人位です」と私。

「若い割にはいい方だね、でもまだまだだ!角栄先生は一度挨拶したらほとんど、覚えてた」。


角栄とはそう田中角栄の事だ。角栄さんは一度でも挨拶するとその人の名前を絶対に忘れなかったらしい。
さらには、何年後に再会すると、自分から「〇〇さんお元気ですか?」とその人の名前を読んで語りかけ、驚嘆するけど「そう言えばこないだの続きだけど・・・・・」なんて数年前何を話したかほとんど覚えていたそうだ。
もちろん、政治家バリバリの頃の話だけれども・・・

こうなると相手はもうすこぶる感激し「田中さんにとって自分は大切なんだ」と想うし、もちろんそれはそれで、間違いない。それにそんな一部始終を観ていた周囲の人間も、その人を観る眼が変わってくる。角栄さんと話した人はもうクラクラだ。


だからあの世界では「名前を覚えたら成功する」って言われる。
あの世界に限らず、経済界だって、文学界、芸能界だって、もちろん社交界だって成功するかも、いや成功の近道の入り口には立てるだろう。

さらに昇太郎殿は続けた、「やはり社会に於ける人間関係のお付き合いの分類は3つしか無いよ」・・・

1、言うまでもなくこの人といれば金が入る。
2、単純な好意や尊敬。
3、自分を引き上げてくれるから。


すごくシンプルな数学的選別方法だった。もちろん私は全部は納得出来なかったけど。


最後に凄い話をもうひとつ、田中角栄が交換した名刺の裏に日付とともに話した内容を詳細、本当に詳細にちいさい文字で書き込んでた。・・・・と聞いた。
まあ、辣腕のビジネスパーソンならその位はするだろう、凄いのはその名刺の束を”かるた”の如く散らかして、氏名を表にして大まかな日付と話の内容を語ったという。
これにはさすがに頭が下がる想いがした、やっぱりハンパじゃ出来ない。
名刺交換

 

 



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