aamall

2009年08月03日

from Editer 〜厳しい現実


負債を抱えて倒産する美容室


先日の新聞記事に負債額1千万円以上で倒産した美容室が今年は1〜6月期で39件、このままのペースだと今年末、80件以上にのぼると掲載されていた。
経営者の高齢化、後継者問題、スタッフ確保未達などで自然廃業する美容室数は全国で相当数になる。だがいま羅列した廃業は倒産とは違って負債が無いか、あっても少ない。家賃の延滞やら薬材料などに集約される軽微な額だ。負債額が1千万以上となると話は別、人件費や銀行借入金が支払えなくなったと考えるべきだろう。

39件とはすごく多い・・・なぜって1〜6月は26週、つまり1週間に1〜2件の法人組織の美容室が倒産していると言うことだ。当然支店なんかもあるだろうから店舗数ベースだともっとの数になる。

実は先日、負債額は1千万にならなかったが相談を受けていたサロン(美容業界は店のことをサロンと呼ぶ)が閉店を余儀なくされた。
全ては相談が遅かった。理由は集客数があまりにも少なかったから、それも販促費を捻出しているのに・・・

ここ最近は美容室の販促が当らなくなったといわれる。
特に新規集客はエリアによっては壊滅的な状態。

そのサロンでは・・・
1.今までと同じ販促をし続けていた。
2.制作物は印刷業者や材料業者にほぼ任せっきりになっていた。
3.制作物別の費用対効果を正確に把握していなかった。
4.先生のプライドが高くてお手上げになるまで相談しなかった。


いまや100年に1度の不況といわれるほど、非常時に突入しているからこそ、改めて見直すべきことが販促戦略にもたくさんあるはず。

本当に残念だった、技術的に優れている先生だからこそ尚更だ。
倒産した先生を使うほど酔狂な店舗はこの暑さの中皆無だ、厳しい現実を改めて思い知った。いま文脈にする以上に心が痛い。




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